smilefarmkun’s diary

言葉の力で人が少しでも笑顔に前向きになれるようにをモットーにしています

Apple創業者ステイーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式スピーチ

こんちは

今日は私が好きなジョブズの名スピーチをシェアしたいと思います。

 

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彼は自分の人生における3つのストーリーを卒業生に送りました

最初の話は「点を繋げること」です。

ジョブズはリード大学を6ケ月で中退しました。正式に退学するまで、18ケ月程大学居座り続けました。

 

それには理由がありました。

 

ジョブズは養子でした。産みの母親は、若くして未婚の大学院生であった為 彼を養子に出す事にしたのです。

 

産みの母は、養父母は大卒でなければととても強く思っていました。

 

ジョブズを引き取った育ての母は大学を卒業しておらず、育ての父は高校すら卒業していませんでした。

 

成長したジョブズが大学進学先に選んだのはスタンフォード並みに高い学費の大学でした。

 

労働者階級の両親の蓄えはすべてジョブズの大学の授業料に使われました。

 

入学半年後、ジョブズは大学に価値を見出す事ができませんでした。

 

当時の彼は「人生で何をしたいか?」「大学がそれを見つけるのにどう役にたつかもわかりませんでした」

 

両親のお金がこんな状況で失っていくことが無駄だと考え大学中退を決意したのです。

 

当時はとても不安に感じましたが振り返ってみればこれまでに行った最高の決断のうちの一つになっていると述べています。

 

というのもこの決断をした途端、興味の持てない必須科目の授業に出る事をやめ、面白そうな授業のみに出席し始めることができたのです。

 

生活は苦しかったのですが当時はとても幸せだったそうです。

 

それは自分の好奇心と直感に従った結果、

 

出くわしたものの多くはのちに非常に価値あるものとなりました。

 

一つ例をあげたのが「カリグラフィーの授業」でした。

 

いろいろな文字の組み合わせに応じ字間スペースを変える事、素晴らしい印刷物は何が素晴らしいのか、といった事です。

 

これらは実際の人生で活用する見込みはありませんでした。

 

しかし10年後、最初のマッキントッシュ・コンピューターを設計することになった時、この時の経験が蘇ってきたのです。

 

Macは美しいフォント機能を備えた世界初のコンピューターとなったのです。

 

こういった出来事のつながりを大学時代には予想していませんでした。

 

未来に先回りして点を繋げてみることはできません。

 

過去を振り返って点と点を繋ぐことしかできないのです。

 

だから将来何らかの形で点が繋がると信じなければなりません。

 

何かを信じてください。

 

直感、運命、人生、カルマ、なんでもいいんです。

 

なぜなら、いつしか点が繋がると信じていれば心に確信がもてるんです。

 

たとえ人と違う道を歩むことになってもです。

 

2つ目の話は「愛と喪失」についてです。

 

たった二人だけでガレージではじめたAppleが4,000人以上が働く企業に成長しました。

 

Macを発売した当時ジョブズは30歳になったばかりでした。

 

しかしながら彼はクビになりました。

 

どうしたら自分が作った会をクビになれるか?

 

会社が成長する過程で彼は会社を動かせる有能な人間を雇いました。

 

最初はうまくいっていたのですが、次第に互いの将来のビジョンが分かれ始め、最後は仲違いに終わったのです。

 

その時、取締役会が彼の味方についたのです。

 

そしてクビになりました。

 

その当時人生の焦点だったものが消え、絶望しました。

 

数ヶ月はどうしたらいいのか本当にわかりませんでした。

 

シリコンバレーから逃げることも考えました。

 

しかし、自分がしてきたことが、まだたまらなく好きであることに気づいたのです。

 

そしてまた一からやり直そうと決めたのです。

 

のちに気づいたことは「Appleからの追放は、人生で最良の出来事でした。」

 

成功者としての重圧が初心者の気軽さに変わりました。

 

人生で最もクリエイテイブな時期に解き放たれたのです。

 

その後5年間「Next」という会社を起こし、もう一つ「Pixer」という会社を起こしました。

 

そこでのちに妻となる人と出会いました。

 

「Pixer」はやがてコンピューターアニメーションによる世界初の「トイ・ストーリー」を創り

 

今や世界最高のアニメスタジオとなりました。

 

その後思いもしなかったことに、

 

NextはAppleに買収されジョブズAppleに戻り

 

Nextで開発した技術は現在のAppleの中核的なものとなっています。

 

ジョブズAppleをクビにならなかったらこれらの事は一つも起こらなかったのです。

 

人生は時にレンガで頭を殴られるようなことも起きるのです。

 

しかし、信じる事を辞めてはいけない。

 

ジョブズがここまでやってこれたのは、

 

自分がしていることがたまらなく好きだったからです。

 

たまらなく

好きなことを見つけなければいけません。

 

仕事は人生の大きな部分を占めることになり、

 

真に満足を得る唯一の方法は、

 

自分が素晴らしいと信じる仕事をやることです。

 

そして素晴らしい仕事をする唯一の方法は、

 

その仕事をたまらな好きになることです。

 

まだ見つかっていないなら、探し続ければいいのです。

 

妥協は禁物です。

 

3つ目の話は「死」についてです。

 

「毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば、いつか必ずその通りになる。」

 

ジョブズは毎朝鏡を見てこう自分に問いかけてきました。

 

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、私は今日予定されていることをしたい思うだろうか」と

 

それに対する答えが「No」の日が何日も続くのであれば

 

何かを変える必要があるなと気づくわけです。

 

「もうすぐ死ぬ」と覚悟することは

 

人生で大きな決断をする時に必要な重要な道具です。

 

なぜなら多くの場合

 

他人からの期待や、あらゆる種類のプライド、恥や挫折に対する恐怖

 

これらは死を前にすれば消えてしまいます。

 

最後に残るのは真に重要なことだけです。

 

死を覚悟して生きることは、

 

何かを失うと考えてしまう落とし穴を避けるための、ジョブズが知る最善の方法です。

 

ジョブズは死に直面した経験をしました。

 

死を望むものはいません。

 

天国に行きたいと願う人ですら、そのために死のうとはしません。

 

死は我々すべてが共有する終着点です。

 

誰も逃れたことはないし、今後もそうあるべきです。

 

なぜなら、死はほぼ間違いなく生命の最高の発明なのだからと言っています。

 

死は生命に変化をもたらします。

 

死は古き者を消し去り、新しき者への道を作ります。

 

時間は限られています。

 

誰か他の人の人生を生きることであなたの時間を無駄にしないでください。

 

固定概念にとらわれてはいけません。

 

それは他人の考え方に付き合った結果に過ぎません。

 

他人の意見という雑音で、心の声がかき消されないようにしてください。

 

そして最も重要なことは、

 

自分の心と直感に従う勇気をもつことです。

 

心と直感は本当に望んでいる姿は何かを知っているのです。

 

だからその他すべてのことは二の次です。

いかがでしたか?私はこのスピーチが大好きです。

自分のこころと直感を信じてこれからも生きていきたいなと思っています。