smilefarmkun’s diary

言葉の力で人が少しでも笑顔に前向きになれるようにをモットーにしています

否定しないことが求められている。自分が嫌というふうに思わないで

みなさん こんにちは。

今日は死にたい思いをすくいあげ自殺予防につなげようとする研究がなされています。

インターネットで自殺は防げるのか――実証データに基づき検証している数少ない研究者、和光大学・末木新教授の研究をシェアします。

 

広告のクリックから、解決に導いてくれる人へつなぐ仕組み

 

「パソコンやスマホの検索で“死にたい”とか“自殺方法”、あるいは“簡単に死ぬ方法”……といった言葉を書いている人に対して、“無料で相談できます”というような内容の広告を出すのです。

その広告をクリックすると、相談窓口があり、公認心理師精神保健福祉士といった専門家がメールなどで相談に乗ってくれる。

彼らが相談者それぞれの問題を明確化したうえで、現実的な支援の場につないでくれます。

例えば心の問題で困っている人ならば精神科医などにかかるように勧めたり、お金の問題なら生活保護を受けるように促したり、借金で苦しんでいる人には弁護士への相談を案内したり」

 

このプロジェクトを始めた当初は、見慣れない広告であるためかクリック率は2%程度だったが、現在ではクリック率が4~5%まで上昇している。

 

広告をクリックし支援につながった167人が、メールなどの相談を1カ月ほど継続的に受けたところ、自殺したいと思う気持ち(自殺念慮)や抑うつ、不安感が軽くなったことが分かっているのだ。

既に、いくつかの自治体でも活用されている。その自治体に住む人だけでなく、勤務する人、訪れた人が、エリア内で自殺関連の言葉を検索すると、広告が表示される。

 

一人でも多く人を救うためにも、まずは広告のクリック率を上げることが重要になる。そのために広告に使う言葉の試行錯誤が行われている。

 

いろいろな言葉で試してきて分かったのは、『つらかったですね』という共感的な言葉や、『相談してください』といった直接的なメッセージを入れたほうがクリック率が高くなるようです。

そういう状況で現状、広告を見て相談メールを送るところにまで到達する人は0.03~0.25%だそうです。

 

精神科の先生の話では最近「Chat GPTに自分の辛さを相談している」という患者さんが増えているようです。

使用している患者さんの感想は「否定されない」「無視されない」という安心感にメリットを感じている方が多いそうです。

誰かに悩みを相談する時って勇気が必要ですよね。

「馬鹿にされるかも・・・」とか「自己責任だろっと冷たくあしらわれるかも」とか不安になります。

AI相談であれば気兼ねなく相談できますよね。

そしてAIに相談する為には悩みを正確に言語化する必要があります。

この言語化することが自分の気持ちを整理することにもつながるので2つの効果があるなと思いました。

私も感情的に「あの上司はらたつな」って思った時

スマホのメモ機能に何が気に入らないか具体的に記録するようにしています。

後でこのメモを読むと割と冷静に物事が考えられるようになるんですよね。

現代社会に生きる上で悩み事って「人間関係」と「お金」

この2点が99%だと思っています。

人とのコミュニケーションが希薄化してきていますが使えるテクノロジーが進化してきているのでうまく使ってこころと生活をコントロールして生きていきましょう。