smilefarmkun’s diary

言葉の力で人が少しでも笑顔に前向きになれるようにをモットーにしています

否定しないことが求められている。自分が嫌というふうに思わないで

みなさん こんにちは。

今日は死にたい思いをすくいあげ自殺予防につなげようとする研究がなされています。

インターネットで自殺は防げるのか――実証データに基づき検証している数少ない研究者、和光大学・末木新教授の研究をシェアします。

 

広告のクリックから、解決に導いてくれる人へつなぐ仕組み

 

「パソコンやスマホの検索で“死にたい”とか“自殺方法”、あるいは“簡単に死ぬ方法”……といった言葉を書いている人に対して、“無料で相談できます”というような内容の広告を出すのです。

その広告をクリックすると、相談窓口があり、公認心理師精神保健福祉士といった専門家がメールなどで相談に乗ってくれる。

彼らが相談者それぞれの問題を明確化したうえで、現実的な支援の場につないでくれます。

例えば心の問題で困っている人ならば精神科医などにかかるように勧めたり、お金の問題なら生活保護を受けるように促したり、借金で苦しんでいる人には弁護士への相談を案内したり」

 

このプロジェクトを始めた当初は、見慣れない広告であるためかクリック率は2%程度だったが、現在ではクリック率が4~5%まで上昇している。

 

広告をクリックし支援につながった167人が、メールなどの相談を1カ月ほど継続的に受けたところ、自殺したいと思う気持ち(自殺念慮)や抑うつ、不安感が軽くなったことが分かっているのだ。

既に、いくつかの自治体でも活用されている。その自治体に住む人だけでなく、勤務する人、訪れた人が、エリア内で自殺関連の言葉を検索すると、広告が表示される。

 

一人でも多く人を救うためにも、まずは広告のクリック率を上げることが重要になる。そのために広告に使う言葉の試行錯誤が行われている。

 

いろいろな言葉で試してきて分かったのは、『つらかったですね』という共感的な言葉や、『相談してください』といった直接的なメッセージを入れたほうがクリック率が高くなるようです。

そういう状況で現状、広告を見て相談メールを送るところにまで到達する人は0.03~0.25%だそうです。

 

精神科の先生の話では最近「Chat GPTに自分の辛さを相談している」という患者さんが増えているようです。

使用している患者さんの感想は「否定されない」「無視されない」という安心感にメリットを感じている方が多いそうです。

誰かに悩みを相談する時って勇気が必要ですよね。

「馬鹿にされるかも・・・」とか「自己責任だろっと冷たくあしらわれるかも」とか不安になります。

AI相談であれば気兼ねなく相談できますよね。

そしてAIに相談する為には悩みを正確に言語化する必要があります。

この言語化することが自分の気持ちを整理することにもつながるので2つの効果があるなと思いました。

私も感情的に「あの上司はらたつな」って思った時

スマホのメモ機能に何が気に入らないか具体的に記録するようにしています。

後でこのメモを読むと割と冷静に物事が考えられるようになるんですよね。

現代社会に生きる上で悩み事って「人間関係」と「お金」

この2点が99%だと思っています。

人とのコミュニケーションが希薄化してきていますが使えるテクノロジーが進化してきているのでうまく使ってこころと生活をコントロールして生きていきましょう。

否定しないコミュニケーション

コミュニケーションのプロの方の話です。

よりよい人間関係を築くためのヒントに加え、身近な人とのコミュニケーションのあり方を考え直すきっかけになれば良いなと思ってシェアさせて頂きます

 

誰しも、部下や同僚、友人、家族などと「いい人間関係」をつくりたいと思っているでしょう

 

では「いい人間関係」をつくるには、具体的に何をすればいいか。

相手を「褒める」よりも、「肯定する」よりも、「否定しない」ことがもっとも効果的だという事です。

否定しない技術をいかすだけで人間関係が劇的に変化します。

 

とはいえ、ほとんどの人が「相手を否定するのはよくない」と理解しているのではないでしょうか。

人が誰かを否定するとき、多くは無自覚なんですよね。

頭ではわかっていても、無意識のうちに相手を否定してしまっています。

 

コミュニケーションのプロの方の話です。

よりよい人間関係を築くためのヒントに加え、身近な人とのコミュニケーションのあり方を考え直すきっかけになれば良いなと思ってシェアさせて頂きます

 

否定しないマインドをつくるためには、次の3つを意識した方がよいみたいです。

(1)「事実だから否定してもいい」という思考をしないこと、(2)「自分は正しい」という思考をしないこと、(3)「過剰な期待」をしないこと、です。

 

相手を否定しない技術のひとつは、「能動的に黙る」ことである。この行為によって、相手の意見や考えを引き出す事が出来ます。

 

なぜ相手を否定してしまうのか

 

多くの人は、「否定しないで受け入れることが大切」と頭ではわかっているのに、無意識のうちに相手を否定してしまいます。なぜでしょうか?

 

理由の一つは、「よかれと思って」という前提のもと、否定を正当化してしまっている事です。

私は中学3年生のとき、「将来は大企業の社長になりたい」という夢を親に伝えたところ、困った顔で「もう少し、普通のやつ、ないのか?」と言われました。

自分が大人になってみると、相手に悪意がないことはわかる。子どものために「よかれと思って」言ってくれたのだろう。だが、悪意がないからこそ厄介であるともいえるんですよね。

 

否定は何をもたらすか?

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その後、留学先で出会った進学カウンセラーに夢を打ち明けたところ、カウンセラーは否定せず、「素晴らしい。どうしたらなれるか、一緒に考えよう」と言ってくれた。そう言われて初めて、夢を実現する方法をまったく考えていなかった自分に気づいたんです。

 

否定ばかりされると

「怒りが生まれる」「オープンに話せなくなる」「信頼関係が生まれにくくなる」「自己肯定感が低下し、自信を持てなくなる」

ということです。

逆に、自分の意見や考えを認めてもらえると、ポジティブな感情が生まれ、もっとコミュニケーションを取りたくなり、信頼関係が生まれて、自己肯定感と自信につながります。

 

そんなの当たり前だ、と思う人もいるでしょう。それでも私たちは、無意識のうちに相手を否定してしまっているんですね。

 

否定とは「何を言っても『でも』『だって』と否定すること」に限らない。

相手が話しているのをさえぎって話し出すことや、相手が意見を述べたときに「それもいいけどさ」と自分の意見を言ってしまうこと、別のことをしながら相手の話を聞くことも「否定」である。

 

否定しない」の具体例

 

相手を否定しないことでいい関係をつくれた事例を紹介ましょう。

あるベテランのワインソムリエが、お客様からこう言われました。「〇〇(ワインの銘柄)の赤ワインをいただけますか?」

 

実はその銘柄の赤ワインは存在しない。だがそれをそのまま伝えると、お客様に恥をかかせることになってしまう。

そこでソムリエは機転をきかせてこう言った。「〇〇で赤ワインが生産されていることをよくご存じですね。

しかし、残念ながら用意がありませんので、ほぼ同じ味わいの〇〇というワインではいかがでしょうか?」

 

否定しない「マインド」

 

3つの基本

 

1つめは、「事実だから否定してもいい」という思考をしないことです。

「前回もミスをした」「遅刻が多い」のが事実だとしても、部下を延々と責め続けていては、相手を追い詰めてしまうでしょう。

事実だからといって、何を言ってもいいわけではないんですよね。

「否定しているか、いないか」「言っていることが事実か否か」ではなく、「言われた相手がどう受け取るか」を想像することが重要である。

 

2つめは、「自分は正しい」という思考をしないことです。

世の中の大半のことには、明確な正解がない。

「自分なりの正解」を主張し続けるのではなく、意見の違いを理解・尊重して、相手と共有できる目的を見つけるようにしてみましょう。

そのうえでお互いが納得できる落としどころを探るべきだと思います。

 

3つめは、「過剰な期待」をしないことです。

人は、期待を裏切られると、相手を否定しがちです。

だが、人はほとんどの場合、わざと失敗しているわけではありません。

相手を責めたくなったら、まずは「その人はその人なりに精一杯やっている」と考えて気持ちをコントロールしてみましょう。

否定したくてもぐっとこらえて「じゃあ、どうすればできるのか?」を考えたほうが、ずっと生産的だ。

 

否定してくる人」への対処法

 

相手に否定されたときは、料理で使う「ざる」をイメージするといい。

 

ボウルのように相手の否定を全部受け取ると、気持ちが落ち込む。それよりも、穴だらけのざるをイメージして、相手の否定をザーっとこぼすといいです。

 

コツは「いる」情報と「いらない」情報を分別することだと思います。

否定の言葉や罵倒、叱責など、「いらない」情報は聞き流して、気づきや学びだけを今後に活かせばいい。

 

同時に、相手は「ざる」を持っていないということも理解しておきたい。「そんなの当たり前だろう! 仕事なんだから!」といったハッパのかけ方は、今や通用しない。「否定のハッパがけは相手をつぶしてしまうかもしれない」と肝に銘じよう。

 

否定しない「技術」

 

能動的に黙る

 

否定しない」ために大事なのは、言葉を返す前にブレーキを踏む、つまり能動的に黙ることです。

コミュニケーショントラブルの多くは、脊髄反射的に言葉を返すことで起こる。

否定したくなっても、一度冷静になってみましょう。

 

あるお菓子メーカーのマネジャーの事例を紹介します。

「自分が引っ張らないと仕事が回らない」と考えているマネジャーは、部下との面談でも自分ばかりがしゃべっていました。

そんなマネジャーが「能動的に黙る」を実践したところ、部下たちは自分の意見を話してくれるようになり、仕事がやりやすくなったという。

話を聞いてくれる相手には、誰もが喜んで話すのだ。

 

ポイントは、相手が話し終わるまで黙ったままでいることです。相手の言葉をさえぎる行為は立派な「否定」なんですね。

 

さらに、相手の話が落ち着いたら2秒ほど黙ることです。

話したい衝動を抑えていると、話が終わるやいなや、食い気味に言葉を発してしまうことがあるからです。

じっと気持ちを冷却してから、落ち着いて話そう。

 

相手の言葉を繰り返す

 

何かうまいことを言わなければ、有益なアドバイスを授けなければと考えるほど、「否定」の言葉が出てきてしまう――。これではすべて水の泡だ。

 

このような事態に陥らないようにするには、「相手の言葉をそのままナレーションする」のが有効です。

相手が言ったことを繰り返して、「~ということを考えているんだね」「~ということなんですね」と復唱すれば、相手は安心します。

「そうなんですよ。それに……」と、より詳しい話や、かみ砕いた説明を加えてくれることもあるだろう。

 

また、ゆっくり復唱すれば、会話のスピードをコントロールすることも可能です。

会話がゆっくり進むようになると、話の内容を精査でき、勢いで否定することのない、賢明な会話を展開できる。

 

「否定しない」とは、決して「すべてに対してYESと言わなければならない」という意味ではありません。

ときには相手の発言を否定したり、間違っていると指摘したりしなければならないこともあると思います。

 

その時は、相手の言ったことそのものだけを「承認する」ことから始めるようにしましょう。

「そうなんですね」と、まずは相手の思いや考えを受け止めます。

同意できないときには、別の選択肢を提示するのもひとつの手です。

たとえば、一緒に食事をする相手が「うなぎがいい」と言ってきたが、あなたはあっさりしたものが食べたいとします。

そんなときは、「うなぎか。それもいいね。ほかにも何か食べたいものある?」と、まずは相手の言葉を受け取ったあと、別の候補を挙げてもらうようにしましょう。

ここで相手から「〇〇さんは、何が食べたいんですか?」と聞かれたら、「おそばなんかどうかな?」と提案することができます。

そして「うなぎが好きなんだね。覚えておくよ。今度、ゆっくり時間を取って行こうね」と、相手の最初の考えをいったん保留にします。

 

これは、面談で部下から「異動を希望します」と言われたときにも使える手法です。

「それは困る!」と否定したくなる気持ちを抑えて、「異動ね。そういう考えを持っているんだね。覚えておくよ」と言うのが、ベターな回答だと思います。

 

尚一度発した発言は絶対に忘れず、「時を超えた承認」を行わなければなりません。

後日「この前、うなぎを食べたがっていたよね。今日、行く?」

「前回、異動したいと言っていたけれど、今はどう?」と言えば、相手は自分の考えを覚えていてくれたと感じ、うれしくなる事でしょう。

 

毎晩、セルフコーチングを行う

 

つい相手を否定してしまう人は、セルフコーチングの習慣をつけるのがおすすめです。

お風呂に入っているときや夜寝る前などに、自分自身と向き合う時間をつくるようにすることをおすすめします。

 

まずは、今日あった出来事を振り返っていきます。

今日はどんな一日だっただろう。

どんな感情が生まれては消えていっただろう……。

大切なのは「どうすればよかったんだろう」などと方法論に走らず、まずは事実情報だけを振り返ることです。

 

そのプロセスの中で、誰かを否定していたことに気づくかもしれません。

そんなときは、「どうすればよかったか」を考える前に、まず「自分が否定してしまったシーン」を客観的な事実だけに集中して、丁寧に振り返ってみます。そうすると、自分の「否定」という行為の中に「願い」や「意図」が隠されていることに気づき、あなたの否定のメカニズムが見えてくるはずです。

 

部下とのやり取りを例に挙げてみましょう。

来月プレゼンする広告プランについて話していたとき、あなたは部下の意見をさえぎって自分のアイデアを話し出したとします。

すると部下はヘソを曲げて、「もういいです!」と、自分のデスクに戻ってしまった――。

 

この場面を、以下の順番で振り返ってみます。

「何が起こったのか?」→「何はうまくいっていたのか?」→「何がうまくいかなかったのか?」→「相手を否定した? その場合、なぜ否定したのか?」

 

丁寧に振り返っていくと、否定の裏にある思いや意図に気づくことができます。

部下の案が実現不可能なものだったために、あなたは「期待を持たせるのはよくない」と考え、親切心からその旨を伝えたのかもしれません。

否定の裏にある思いが把握できると、「相手の意見を承認したうえで、別の言い回しで伝える」などと、よりよい対応の選択肢が見えてくると思います。

 

自分はすでに役割を果たしている」と考える

 

振り返りのセルフコーチングをすることで、ああすればよかった、こうすればよかったというネガティブな思考が湧いてくるかもしれません。

だがそんな方には「自分はそこにいるだけで、すでにほぼ役割を果たしている」というように思ってほしいです。

 

部下と面談するとき、上司が与えるべきものはアドバイスや説教ではなく、「相手が話をし、自分を内観するための『静かな時間』」です。

つまり上司は、そこにいて話を聞いているだけで、すでにその役割をほぼ果たしている。

「何かしないといけないのかな?」と思って、余計なことを話すと、役割を自ら放棄することになると言っていい。

 

自分はいるだけですでに役割を果たしている」。

この考え方は、否定しない人間関係において重要なものだと思います。

自己肯定感


自己肯定感

 

自分は劣っている」「自分は人より頭が悪い」。

 

こんな感情に駆られ、自己否定ばかりしてしまっていないだろうか?

 

もしそうなら、それは脳の癖が問題になっているそうです。

 

脳を正しく使っていれば、脳は自己肯定感を強化するように働いてくれます。

 

それにもかかわらず、自己肯定感の低さで悩んでいるとしたら、脳本来の働きを抑え込んでいる可能性が高いです。

 

現代のような競争社会においては、お金、地位、肩書きといった他者評価に依存した自己肯定感を持つ傾向にある。

 

しかし、他者評価に依存した自己肯定感は崩れやすい。

 

これだけでは自分らしい生き方を見つけることが難しくなってしまう。

 

「自分はダメだ」「人よりも能力が低い」と感じているのなら、それは脳の癖が問題になっている。

 

自己肯定感を持てない理由

 

なぜ人は自己肯定感が低くなってしまうのだろうか。それは「~でなければいけない」という思い込みが自己否定を引き起こして、自己肯定感を下げてしまうからである。

 

思い込みは多くの場合、事実とは異なる。それでも人は、思い込みに振り回され続けてしまうのだ。

 

存在意識の中の“思い込み”

 

思い込みは育った家庭や地域、学校や職場の環境などに影響されて、あなたの潜在意識の深いところに根付く。そのような環境下でくり返し言われることや、“常識”として語られ続けることが、あなたの存在意識の中に浸透し、やがて強い決めつけとなる。

 

外からみると、それは“思い込み”や“決めつけ”に過ぎない。しかし本人から見れば、それは“当たり前のこと”や“絶対のこと”になってしまっている。そして、この思い込みに引きずられて、自己肯定感が低くなる。

 

もちろん、すべての思い込みが悪いわけではない。たとえば「人生は素敵なもの」という思い込みを持っていると、自然と毎日が楽しくなってくるだろう。

 

思い込みを外す3ステップ

 

ステップ1は「自分の中の『思い込み』を見つける」です。

 

自分自身の中にどんな思い込みがあるか、探してみましょう。

 

自分の中にある思い込みが漠然としているならば、ぜひ次の4つの質問に答えてみてください。

 

(1)日常生活で「~でなければいけない」と感じるのは、どんなことか?

 

(2)仕事や会社で「~でなければいけない」と感じるのは、どんなことか?

 

(3)ちょっとしたストレスやプレッシャーを感じる時、どんな「~でなければいけない」が出てくるか?

 

(4)不安や心配を感じる時に、どんな「~でなければいけない」が出てくるか?

 

この4つの質問の中で、つい他人と比較したり、自分にダメ出しをしてしまったりするものはどれだろうか。

それがあなたをしばりつけている「思い込み」かもしれない。

 

ステップ(2)「やらないこと」を決める

 

ステップ2は「『やらないこと』を決める」です。

ステップ1で、あなたの自己肯定感を下げている思い込みが見つかったら、その思い込みを「どうでもいい」という感覚にします。

 

思い込みに支配されることなく、「どうでもいい」と距離を置くことができれば、自己否定のループにはまらなくなっていきます。

 

ここで大事なのは、「どうでもいいものかどうか」を決める基準を持つことです。

 

あなたの思い込みはどうでもいいことだろうか。

 

それとも、意識と時間と労力を注ぎ続けたいものだろうか。

 

ステップ(3)頑固な思い込みを解消する

 

ステップ3は「頑固な思い込みを解消する」。

 

長年にわたって潜在意識にすり込まれた頑固な思い込みは、思い込みだと自覚できても、なかなか行動を変えられないことがあります。

 

こうした頑固な思い込みを解消する方法は「短い時間で解消する」と「習慣的に解消する」の2つです。

 

短い時間で解消するパターンとしては、思い込みが潜在意識レベルで書き換わるような強烈な体験をしたり、同様のセラピーやコーチングを受けたりする方法が挙げられます。

 

宇宙飛行士の秋山豊寛さんは、宇宙から美しい地球を眺めるという強烈な体験をしたことで、「地球を壊さない暮らしをしたい」と考え、福島県で農業を始めたといいます。

 

宇宙に行くほどではなくても、強烈な体験は、人生観を大きく変えてくれる。

 

潜在意識は変化を嫌います。

 

いきなり大きなステップを踏み始めようとすると、潜在意識の抵抗を受けてしまうと思います。

 

潜在意識の抵抗を受けにくい、小さな行動から始め、変化を着実なものにしていきましょう。

Apple創業者ステイーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式スピーチ

こんちは

今日は私が好きなジョブズの名スピーチをシェアしたいと思います。

 

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彼は自分の人生における3つのストーリーを卒業生に送りました

最初の話は「点を繋げること」です。

ジョブズはリード大学を6ケ月で中退しました。正式に退学するまで、18ケ月程大学居座り続けました。

 

それには理由がありました。

 

ジョブズは養子でした。産みの母親は、若くして未婚の大学院生であった為 彼を養子に出す事にしたのです。

 

産みの母は、養父母は大卒でなければととても強く思っていました。

 

ジョブズを引き取った育ての母は大学を卒業しておらず、育ての父は高校すら卒業していませんでした。

 

成長したジョブズが大学進学先に選んだのはスタンフォード並みに高い学費の大学でした。

 

労働者階級の両親の蓄えはすべてジョブズの大学の授業料に使われました。

 

入学半年後、ジョブズは大学に価値を見出す事ができませんでした。

 

当時の彼は「人生で何をしたいか?」「大学がそれを見つけるのにどう役にたつかもわかりませんでした」

 

両親のお金がこんな状況で失っていくことが無駄だと考え大学中退を決意したのです。

 

当時はとても不安に感じましたが振り返ってみればこれまでに行った最高の決断のうちの一つになっていると述べています。

 

というのもこの決断をした途端、興味の持てない必須科目の授業に出る事をやめ、面白そうな授業のみに出席し始めることができたのです。

 

生活は苦しかったのですが当時はとても幸せだったそうです。

 

それは自分の好奇心と直感に従った結果、

 

出くわしたものの多くはのちに非常に価値あるものとなりました。

 

一つ例をあげたのが「カリグラフィーの授業」でした。

 

いろいろな文字の組み合わせに応じ字間スペースを変える事、素晴らしい印刷物は何が素晴らしいのか、といった事です。

 

これらは実際の人生で活用する見込みはありませんでした。

 

しかし10年後、最初のマッキントッシュ・コンピューターを設計することになった時、この時の経験が蘇ってきたのです。

 

Macは美しいフォント機能を備えた世界初のコンピューターとなったのです。

 

こういった出来事のつながりを大学時代には予想していませんでした。

 

未来に先回りして点を繋げてみることはできません。

 

過去を振り返って点と点を繋ぐことしかできないのです。

 

だから将来何らかの形で点が繋がると信じなければなりません。

 

何かを信じてください。

 

直感、運命、人生、カルマ、なんでもいいんです。

 

なぜなら、いつしか点が繋がると信じていれば心に確信がもてるんです。

 

たとえ人と違う道を歩むことになってもです。

 

2つ目の話は「愛と喪失」についてです。

 

たった二人だけでガレージではじめたAppleが4,000人以上が働く企業に成長しました。

 

Macを発売した当時ジョブズは30歳になったばかりでした。

 

しかしながら彼はクビになりました。

 

どうしたら自分が作った会をクビになれるか?

 

会社が成長する過程で彼は会社を動かせる有能な人間を雇いました。

 

最初はうまくいっていたのですが、次第に互いの将来のビジョンが分かれ始め、最後は仲違いに終わったのです。

 

その時、取締役会が彼の味方についたのです。

 

そしてクビになりました。

 

その当時人生の焦点だったものが消え、絶望しました。

 

数ヶ月はどうしたらいいのか本当にわかりませんでした。

 

シリコンバレーから逃げることも考えました。

 

しかし、自分がしてきたことが、まだたまらなく好きであることに気づいたのです。

 

そしてまた一からやり直そうと決めたのです。

 

のちに気づいたことは「Appleからの追放は、人生で最良の出来事でした。」

 

成功者としての重圧が初心者の気軽さに変わりました。

 

人生で最もクリエイテイブな時期に解き放たれたのです。

 

その後5年間「Next」という会社を起こし、もう一つ「Pixer」という会社を起こしました。

 

そこでのちに妻となる人と出会いました。

 

「Pixer」はやがてコンピューターアニメーションによる世界初の「トイ・ストーリー」を創り

 

今や世界最高のアニメスタジオとなりました。

 

その後思いもしなかったことに、

 

NextはAppleに買収されジョブズAppleに戻り

 

Nextで開発した技術は現在のAppleの中核的なものとなっています。

 

ジョブズAppleをクビにならなかったらこれらの事は一つも起こらなかったのです。

 

人生は時にレンガで頭を殴られるようなことも起きるのです。

 

しかし、信じる事を辞めてはいけない。

 

ジョブズがここまでやってこれたのは、

 

自分がしていることがたまらなく好きだったからです。

 

たまらなく

好きなことを見つけなければいけません。

 

仕事は人生の大きな部分を占めることになり、

 

真に満足を得る唯一の方法は、

 

自分が素晴らしいと信じる仕事をやることです。

 

そして素晴らしい仕事をする唯一の方法は、

 

その仕事をたまらな好きになることです。

 

まだ見つかっていないなら、探し続ければいいのです。

 

妥協は禁物です。

 

3つ目の話は「死」についてです。

 

「毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば、いつか必ずその通りになる。」

 

ジョブズは毎朝鏡を見てこう自分に問いかけてきました。

 

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、私は今日予定されていることをしたい思うだろうか」と

 

それに対する答えが「No」の日が何日も続くのであれば

 

何かを変える必要があるなと気づくわけです。

 

「もうすぐ死ぬ」と覚悟することは

 

人生で大きな決断をする時に必要な重要な道具です。

 

なぜなら多くの場合

 

他人からの期待や、あらゆる種類のプライド、恥や挫折に対する恐怖

 

これらは死を前にすれば消えてしまいます。

 

最後に残るのは真に重要なことだけです。

 

死を覚悟して生きることは、

 

何かを失うと考えてしまう落とし穴を避けるための、ジョブズが知る最善の方法です。

 

ジョブズは死に直面した経験をしました。

 

死を望むものはいません。

 

天国に行きたいと願う人ですら、そのために死のうとはしません。

 

死は我々すべてが共有する終着点です。

 

誰も逃れたことはないし、今後もそうあるべきです。

 

なぜなら、死はほぼ間違いなく生命の最高の発明なのだからと言っています。

 

死は生命に変化をもたらします。

 

死は古き者を消し去り、新しき者への道を作ります。

 

時間は限られています。

 

誰か他の人の人生を生きることであなたの時間を無駄にしないでください。

 

固定概念にとらわれてはいけません。

 

それは他人の考え方に付き合った結果に過ぎません。

 

他人の意見という雑音で、心の声がかき消されないようにしてください。

 

そして最も重要なことは、

 

自分の心と直感に従う勇気をもつことです。

 

心と直感は本当に望んでいる姿は何かを知っているのです。

 

だからその他すべてのことは二の次です。

いかがでしたか?私はこのスピーチが大好きです。

自分のこころと直感を信じてこれからも生きていきたいなと思っています。

 

RAKUTEN

「成功のかぎはやり抜く力」

みなさんこんにちは。

 

今日のちょっと良いはなしはTEDにでているアンジェラ・リー・ダックワースの10年前のプレゼンからご紹介する私が好きな「GRIT」についてです。

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コンサル業界の高評価な仕事を辞めて、アンジェラ・リー・ダックワースは、ニューヨークの公立中学1年性に数学を教え始めました。彼女がすぐに気づいたのは、IQだけが学業での成否を決めるわけではないということ。ここで、彼女は、成功のカギとなる

「やり抜く力」理論について語っています。

 

彼女は他の先生たちと同じように生徒に宿題を出します。

彼女が印象的だった事は、IQが最も高い生徒と最も成績の悪い生徒の唯一の違いではなかったということです。

 

最も優秀な生徒の中には、天才的なIQスコアを持っていない人もいました。一方、最も頭の良い子供たちでもうまくいっていない子供がいました。

このことは彼女に気づきを与えたのです。

確かに中学1年生の数学で学ぶことは確かに難しいです。比率、小数、平行四辺形の面積などです。しかしながら到達不可能なことではありません。

 

彼女は数年間の教育の経験を経て、教育においては、動機づけの観点や心理学的な観点から、生徒と学習についてより良い理解が必要だという結論に至りました。

 

教育において、生徒たちの能力の測定方法はIQですが、学校や人生で成功するには、IQだけでなく、情熱と長期目標への忍耐力が重要です。

 

その後彼女はこのことをさらに追求する為心理学を学ぶことにしました。

教員をやめてシカゴの公立学校で心理学者になったのです。

 

成功の重要な予測因子は、社会的知能や容姿、身体的健康、IQではなく、GRIT(情熱と長期目標への忍耐力)であることが示されました。

 

シカゴの公立学校での研究では、グリットの高い生徒の方が卒業率が高かったことが明らかになりました。

 

グリットを育てる方法についてはまだ多くが分かっておらず、才能がグリットを生み出すわけではないことが示されています。

 

"成長マインドセット"と呼ばれるアイデアは、グリットを育てるための良いアイデアであり、努力によって学習能力が変わるという信念を指します。

 

いかがでしたか?

成功した偉人の方々皆さん共通して言っていることは継続することなんですよね。

私も人生においてこのことを実行していきたいと思います。